こんにちは、ロブ子です。
今日は、中古のジョンロブの色抜けを解消するために、スポンジタイプの補色材を使用したお話です。
使用した道具
・コロニル ヌバック+テキスタイルボトル(ミディアムブラウン)
・スエード用クレープブラシ
・スエード用ワイヤーブラシ
補色方法
①クレープブラシで、靴全体のホコリや汚れを落とします。
②ヌバック+テキスタイルボトルのキャップを開け、スポンジの中央の赤い部分を強く押すと液が出るようになります。何かに強く押し付けるか、ペン等で押せば大丈夫です。
③ヌバック+テキスタイルボトルを靴全体にムラが無いように塗ります。スポンジ部分に液が染みこんでいくので、スポンジを靴に押し付けながら塗っていきます。そんなに強く発色しないので、何度か重ね塗りしても大丈夫です。(重ね塗りするほうが色がはっきり出ます)
④靴が湿っているうちに、スエード用ワイヤーブラシで軽く毛並みを整えます。
⑤色の付き具合を確認しながら、何度か重ね塗りします。塗った直後は色が濃いですが乾いてくると明るくなってくるので、30分ほど放置して様子を確認し、補色が足りない部分に再度重ねづけし、また乾くまで放置するという過程を繰り返しました。
⑥ヌバック+テキスタイルボトルには防水効果も入っているということですが、より防水性を高めたいという方は最後に防水スプレーすることをおすすめします。また、
私は後日、M.モウブレイの栄養&防水スプレーをしておきました。
結果
・全体的に色がはっきりと濃くなった。
・色ムラが目立たなくなり、綺麗になった。
・思ったより時間がかかった。
・ベルト部分やコバの近く等は、スポンジの角を使うと塗りやすかった。
色味のムラが目立たなくなり、全体的に靴が元気になった印象です。
出来栄えとしては、大満足の結果となりました。
スポンジ塗布タイプは、色味を調節しながら使用しやすいので部分的な補色をする時は良いのですが、全体的な補色には向かないなと思いました。それは、とても時間がかかったからです。
比較してみたかったので片足ずつ作業しましたが、乾かす時間を含めて片足2時間程かかってしまいました。(他の作業の合間にやっていたので苦にはなりませんでしたが)
屋内で作業出来ましたし周辺が汚れる心配が無かったので、そこは非常に良かったです。
まとめ
◆短時間で全体的に補色したい人は、スプレータイプがおすすめ
◆屋内作業で様子を見ながら補色したい人は、スポンジタイプがおすすめ
◆部分的に補色したい人は、スポンジタイプがおすすめ
まだたくさん残っているので、部分的な色抜けを見つけた時に使用していく予定ですが、またスエード靴の全体的な補色をすることがあればスプレータイプも試してみたいと思います。